会社のために何が出来るか 4
彼の顔は青ざめています。
全員で計算しなおしてみました。
やはり利益が足りません。
調べていくと、外注加工費が利益を大きく圧迫していることがわかりました。
同時に、新作戦の目標である「内製能力1.5倍」に見合った計画になっていないこともわかりました。
売り上げ、利益の修正が不可避となってしまったのです。
それを修正するには、工場長のいる2CPに戻らねばなりません。
今度は、その修正理由を明確にしておきます。
やっとのことで、売り上げは前年の1.5倍、利益は2倍強となったので、2CPまで戻りました。
この時彼らは、経営者はこんなことをくり返しやっているのだなあと話し合いながら、経営のむずかしさや苦労、全員参加の重要さを実感したといいます。
こうして、6つの全チームがゴールして、6冊の1981年度経営計画書が完成しました。
・・・そのいずれもに、企画課が想定していたものよりも高い、意欲的な目標値の"旗"が立てられていました。