会社のために何が出来るか 2
次は、改善活動をバックアップする副資材費をどう決めていくかです。
今まではうまく予算をせしめるための資料作りに腐心していましたが、今度は一転して、自分たちでそれを決めるわけです。
管理可能費は売り上げ変動制です。
リーダーは、この予算をいかに最大にするかをテーマとすることにしました。
その結果、事務用品費、旅費交通費などの一般経費は最低になりました。
こうして次々と問題に取り組んでいったのですが、労務費についてはすっかり悩んでしまいました。
何といっても、自分たちの賃上げに関することだったからです。
時あたかも新聞紙上では、「自動車関連10~15%要求」という報道が流されていました。
自分たちの賃上げは、少しでも増やしたい。
一方チームの利益も、少しでも多く出したい。
メンバー全員が複雑な気持ちでミーティングを進めていました。
「12%以上で妥結してもらわないと生活が・・・」
「輸出規制で伸び悩んでいるから、10%前後の妥結ではないか」
・・・などと、それぞれの思惑が入り乱れ、ミーティングは騒然となってきました。