ロックンロールの名付け親 11
「ロックンロール」という耳慣れない新語を使ってはいたものの、実際にかける曲は黒人のR&Bばかり。
おかげでフリードは"ニガー・ラヴァー"などと呼ばれ、白人の良識派からかなりの反発を受けたらしいです。
しかし、前述したように若い白人リスナーは彼を熱狂的に支持。
フリードのスタイルをあからさまに真似た白人DJも続々登場した。のちにエルヴィス・プレスリーのデビュー・シングルをはじめてオンエアしたDJとして名を残すことになるメンフィスのデューイ・フイリップスをはじめ、ロサンゼルスのハンター・バンコック、ナッシュヴィルのジーン・ノーブルズ、ニューオリンズのポッパ・ストッパ、そしてテキサス/メキシコ国境付近の海賊放送局で人気を博していた"ウルフマン・ジャック"ことボブ・スミスなどなど・・・。
ロックンロールという新たな呼び名を与えられた黒人のR&Bは、彼らのエネルギッシュな語りとともに全米の白人の若者へと広まっていきました。